「飲む育毛剤」登場

2005年12月27日
今朝のスポニチの社会面に、男性型育毛薬の記事が出てますね。
「プロペシア」というらしいです。
リアップ・ロゲインの用に塗るタイプではなくて、飲むタイプです。
かなり冷静な記事が書かれていますが、やはりこれも「特効薬ではない」のが、ポイント。
結論から言うと、臨床実験の結果効果のあった約58%の方も、元通りに戻った方はいない、ということです。
今までの育毛剤と同じように、抜け毛を防いで脱毛の進行を抑えるのがこの薬の主な目的と考えるべきのようですね。

ちなみに、これもリアップやその他の育毛剤と同様、男性型脱毛症にのみ限定処方される処方薬で、円形脱毛症や女性には効果はありません。
なぜかというと、ホルモンをコントロールする薬だから。
一般に、男性ホルモンが強くなると脱毛が始まったり、多くなったりすると言われています。
だからその男性ホルモンを抑制することで脱毛の促進を防ぐため、他の脱毛症の方には効果がないんですね。
それと、この薬には医療保険が適用されません。
全部自費で、参考価格が1錠(1日分)250円、つまり薬代だけで付きに7500円程度、それに医者の診察費が自費でかかりますから、かなりの負担額になりそうですね(^^;。
リアップがだいたい1ヶ月分で6000円くらいですか?
それと比較すると、うーん、という感じにはなりますね。

ちなみに記事には臨床実験の写真も掲載されていますが、1年間の経過を見ても(この臨床例の場合は)確かに薄毛が改善されています。
が、1年経過してもまだ薄いところはハッキリわかります。
こういう写真で出てくるのは一番効果があるものを公表することが常ですから、まぁこんな感じなのかな、というのが正直な気持ちです。

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