激痛

2004年2月22日 日常
日付も変わったばかりの午前2時過ぎ、キリリッと痛んだ腹痛で目が覚める。が、この感覚はフツーの腹痛ではない。「あ、またアレだ…。」と、数ヶ月前の嫌な記憶を思い出す。
それが的中しだしたのは、それから1時間ほどあと。胃のちょっとばかり右側を中心とした上腹部を、時折「内蔵をギューっと捕まれたような感じ」の痛みが波を打つかのごとく襲いかかってくる。何とか治まってくれ…、そう願うも痛みは止まらず、やむを得ず市の救急医療センターへ電話して、この時間に診てくれる医院を聞き、そこへ電話してタクシーで駆け込む。夜間の救急外来なのでたいした診察もしてもらえず(これは予想通り)、「おそらく急性胃腸炎」という所見(これも予想通り)で、数種類の薬をもらって、病院にいるうちに1回分を服用して帰宅。
が、帰宅直後あたりから、痛みが数分間隔で、まるで津波のように襲ってくる。その度に七転八倒…。痛みのピークの時はもうどうしていいかわからない、パニックのような感覚にも襲われ、しょうがなく病院にもう一度電話して再通院。ブスコパンという痛み止めの注射を打ってもらい、さらに同じ薬の服用薬を頓服として処方してもらい、帰宅。
この注射、前にこういう状況になった時にも打ってもらったのだが、その時にはそれっきりピタッと痛みが治まった。なので今回ももうこれで…、と思って安心して床についたのだが、1時間もしないうちに効かなくなってきた。しょうがないので、服用薬も1回分服用。痛みは多少軽くなったが、相変わらず襲ってくる。このままじゃ仕事に行けない、日曜日なのに…、と葛藤は続くが、結局欠勤することに。

お昼近くになって、じっと座っていると痛みが出なくなってきた。が、楽になれたと思い動くと、また痛みが走る。しょうがないので布団に入ると、また痛む。結局、起きて「体育座り」しているのが一番楽だったが、睡眠不足で眠い。痛むたびに飛び起きたが、それでも無理矢理布団に潜り込む。昼過ぎからは38度ちょっとの発熱も。熱が出てきた時点でまた病院に行こうかとも思ったが、今日は日曜日。ちゃんと検査してもらえる訳でもないし、痛みはそれでもだいぶ治まってきてるので、そのまま寝ていることに。

夜になって熱は多少下がってきた。薬を飲むためにも、うどんを少しお腹へ入れるが、2・3口が精一杯。で、薬を飲む。腹痛の波は、頻度・痛みともだいぶ落ち着いてきて、これなら明日の講習会には出られるだろうと判断。が、また夜中に激痛で起きたくなかったので、頓服の最後の1回分を寝る前に服用。いつもより多少早めに就寝。

夕方少し調べてみたのだが、もしかして胆石…? が、痛みの出方は確かに胆石や胆嚢炎と同じだが、下痢もしているし吐き気はない。微妙に症状が違うし、前回同じ症状の時は、キッチリ「ウイルス性大腸炎」と診断されているので、今回も同じだろうと判断。時間があったら、一度検査を受けてみてもいいかもしれない。

丸一日、痛みと闘ったのはいつ以来だろう?

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