第7号 開戦
2003年3月21日始まってしまった。
それが正直な、感想。
しかも、すでに民間人1人が犠牲になっているという報道…。
遠く数千キロ離れた空の下の出来事ではあるが、実際にMLBの日本開幕戦が中止になり、また米軍基地のそばにあるベイスターズ球場でのシーレックスの試合が今後どうなるのかという、身近な不安もあるが、マクロ的に考えた場合、それどころではないと思う。
俺は過去、落合信彦の著書を読みふけった時期がある。彼はアメリカ合衆国について深く入った知識と情報力で、読者を魅了するが、今回の俺の発想も、彼に影響を受けていることが否めないのは最初にご承知頂きたい。
合衆国は過去、定期的に戦争を行ってきた。
第二次世界大戦に始まり、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン紛争、湾岸戦争、そして今回のイラク"侵攻”。
なぜ合衆国は、こうも好戦的なのであろうか。それは、定期的に武器弾薬を消費したい"軍産複合体"の利益と一致する。
軍産複合体…、読んで字のごとく、軍と軍主産業の集合体である。彼らは、弾薬を消費してこそ利益が上がるのであり、産物を備蓄しているだけでは利益に結びつかない。しかも一番やっかいなのは、彼らが合衆国政権に対して、大きな力を持っているということである。
時の合衆国大統領は、自らの利益を守るためにも軍産複合体の意思を尊重することが重要であり、現在のブッシュJrにしてもそれは同じであることは明白である。
これも、開戦理由の一つ。
そして、合衆国が"悪の枢軸"として名指ししたうちの1カ国を打破することで、他の国々への影響力も与えたいということも一つ。
日本人であるなら、否、世界的に考えても、脅威を感じるのはイラクではなく、北朝鮮ではないのだろうか。
しかし合衆国政府としては、北朝鮮には「平和的解決を目指す」と連呼することによって、北朝鮮問題を「ないがしろ」にしているようにも見える。
しかし現在の北朝鮮情勢を考えた時、イラク以上に内部崩壊を期待できる北朝鮮に、わざわざ軍事力を行使するまでもないというのも、一つの考え方。その内部崩壊に力を貸すのは、CIAならお得意の分野であろう。
しかし合衆国にとってそういう存在の北朝鮮でも、日本にとって脅威なのは言うまでもない。
BC兵器(BIO,CEMICAL=生物化学兵器)さらに核兵器まで所持していることが明らかになりつつある国が、日本に向けて風船爆弾の数発でも飛ばせば、日本はパニック状態になる。
その威力は、地下鉄サリン事件の比にならないであろう。自分も、その兵器によって影響を受けるかもしれない。いや、受けると思っていた方が間違いないだろう。
そんな危険な国を、なぜ同盟国である合衆国は叩いてくれないのか、これも正直な感想。
ただ北朝鮮という国は、イラクやイラン以上に複雑な状況なのも周知の事実。そう簡単に攻め入ることができないのも、やむを得ないのかもしれない。
どんな状況にせよ、武力による力のアピールには個人的には同意できない。
今すぐにでも、民間人の犠牲が最小限で済んでる今こそ、攻撃を中止して欲しい。
…と書いている今、ニュースでは第2波攻撃が始まったと伝えてきた。
現地時間では17時50分過ぎ。やはり暗くなってくる時間を狙ってくるのか。
今し方発射されたミサイル群が着弾するのは、約1時間半後となるのであろうが、結局また悲劇が繰り返されるだけである。
それが正直な、感想。
しかも、すでに民間人1人が犠牲になっているという報道…。
遠く数千キロ離れた空の下の出来事ではあるが、実際にMLBの日本開幕戦が中止になり、また米軍基地のそばにあるベイスターズ球場でのシーレックスの試合が今後どうなるのかという、身近な不安もあるが、マクロ的に考えた場合、それどころではないと思う。
俺は過去、落合信彦の著書を読みふけった時期がある。彼はアメリカ合衆国について深く入った知識と情報力で、読者を魅了するが、今回の俺の発想も、彼に影響を受けていることが否めないのは最初にご承知頂きたい。
合衆国は過去、定期的に戦争を行ってきた。
第二次世界大戦に始まり、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン紛争、湾岸戦争、そして今回のイラク"侵攻”。
なぜ合衆国は、こうも好戦的なのであろうか。それは、定期的に武器弾薬を消費したい"軍産複合体"の利益と一致する。
軍産複合体…、読んで字のごとく、軍と軍主産業の集合体である。彼らは、弾薬を消費してこそ利益が上がるのであり、産物を備蓄しているだけでは利益に結びつかない。しかも一番やっかいなのは、彼らが合衆国政権に対して、大きな力を持っているということである。
時の合衆国大統領は、自らの利益を守るためにも軍産複合体の意思を尊重することが重要であり、現在のブッシュJrにしてもそれは同じであることは明白である。
これも、開戦理由の一つ。
そして、合衆国が"悪の枢軸"として名指ししたうちの1カ国を打破することで、他の国々への影響力も与えたいということも一つ。
日本人であるなら、否、世界的に考えても、脅威を感じるのはイラクではなく、北朝鮮ではないのだろうか。
しかし合衆国政府としては、北朝鮮には「平和的解決を目指す」と連呼することによって、北朝鮮問題を「ないがしろ」にしているようにも見える。
しかし現在の北朝鮮情勢を考えた時、イラク以上に内部崩壊を期待できる北朝鮮に、わざわざ軍事力を行使するまでもないというのも、一つの考え方。その内部崩壊に力を貸すのは、CIAならお得意の分野であろう。
しかし合衆国にとってそういう存在の北朝鮮でも、日本にとって脅威なのは言うまでもない。
BC兵器(BIO,CEMICAL=生物化学兵器)さらに核兵器まで所持していることが明らかになりつつある国が、日本に向けて風船爆弾の数発でも飛ばせば、日本はパニック状態になる。
その威力は、地下鉄サリン事件の比にならないであろう。自分も、その兵器によって影響を受けるかもしれない。いや、受けると思っていた方が間違いないだろう。
そんな危険な国を、なぜ同盟国である合衆国は叩いてくれないのか、これも正直な感想。
ただ北朝鮮という国は、イラクやイラン以上に複雑な状況なのも周知の事実。そう簡単に攻め入ることができないのも、やむを得ないのかもしれない。
どんな状況にせよ、武力による力のアピールには個人的には同意できない。
今すぐにでも、民間人の犠牲が最小限で済んでる今こそ、攻撃を中止して欲しい。
…と書いている今、ニュースでは第2波攻撃が始まったと伝えてきた。
現地時間では17時50分過ぎ。やはり暗くなってくる時間を狙ってくるのか。
今し方発射されたミサイル群が着弾するのは、約1時間半後となるのであろうが、結局また悲劇が繰り返されるだけである。
コメント